豊中 れんしゃ矯正歯科スタッフブログ「花粉症とお口の健康」
こんにちは。
受付の大塚です。
冬の寒さも和らいできたところ、花粉症が本格シーズンを迎えています。
今年の飛散量は少ないようですが、花粉症の方は毎日つらい時期ですね。
実はこの花粉症、お口の健康にも悪影響を及ぼすことがあるのです。
花粉症の主な症状の内、特に『鼻水』『鼻づまり』によって鼻呼吸しづらくなり、口で呼吸(口呼吸)をすることが多くなると、お口の中が乾燥しやすくなります。
また、花粉症治療薬には、副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものが多く、唾液が減少して、さらにお口は乾燥してしまいます。
健康なお口は唾液で満たされていて、唾液の役割により清潔で健康に保たれています。
唾液のさまざまな役割
- 口の中を洗浄、抗菌
- 食べ物の消化を助ける
- 味覚を促進
- 口の中の酸性化をやわらげる
- 歯を再石灰化し、歯質を保護
- 口腔粘膜を保護、傷を治す
- 咀嚼、嚥下、発音を円滑にする
お口の乾燥状態が続くと細菌が増殖しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、口臭がひどくなる原因にもなります。
唾液の分泌を促すためにできることは
- 唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)を軽くマッサージ
- 舌を意識的に動かす
- 食事は1口30回を目標によく噛んで食べる
- キシリトールガムを噛む
お口の乾燥対策に、ご参考ください。
2020-02-29 by
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